メタが回って勝ちにくくなったと思うので、また調整するから記念に書き残しておこう、という趣旨。

【イベダークダストアブソル】
ポケモン
イベルタルEX×3
ダークライEX×2
ダストダス×2
ヤブクロン×2
アブソル×2

エネルギー
悪エネルギー×10
ダブル無色エネルギー×2

トレーナー
プラターヌはかせ×4
N×4
サナ×3
アクロマ×2
フウロ×2
フラダリ×2
パソコン通信×1
ハイパーボール×4
ダークパッチ×4
かるいし×3
きあいのハチマキ×3
はかせのてがみ×1
どくさいみん光線×1
エネルギーつけかえ×1
すごいつりざお×1
シンカソーダ×1

【このデッキを選んだ理由】
このデッキチョイスは初心者~上級者まで入り混じった予選を突破するためのもの。
具体的には…
・まず始めたばかりの初心者が簡単に集めやすいデッキはリザードンEX(竜王戦の実績付)
⇒イベルタルで簡単に返せるので、不利にはならない。
・中級者にとってカエンジシはとても魅力的なカードで、リザードンやアーケオスとの組み合わせで選出してきそう。
⇒ダストをゆっくりとでも立てられれば、問題なく倒せる。
・上級者はレックビールやゼクビールに思い入れ(?)があるプレイヤーが多く、そのまま使ってきそうという読み。
⇒ダストを急いで立てつつ、ダークライ・アブソル主体で戦えば互角~有利まで持っていける。
・マニアックな人(?)が使うアギロットや地雷系デッキ
⇒ダストで対処できるパターンが多い。

という予想だったので「ダストで地雷系を押さえつつ、大体のデッキに勝つ見込みがある」デッキということでダークイベダストを選択。

【調整】
予選に勝ち抜くためには「大体のデッキに勝つ見込みがある」というのが大切で、「引いたら絶対勝てない」という相手を持たない方がよい。だから最後の一枠は対シジアーケ用にサイコソーダを投入。また、ゼクビールやプラズマといった五分五分の相手との対戦ではデッキパワーを最大限発揮して勝負をしていかなければならないので、複雑なギミックや事故要素を外すことに。
①タチワキどくさいみんの排除⇒攻撃の範囲を広げるのは相当強いが、その30点は「ナイトスピアで与えた30点と同じ」と強引に考えて、30点追加しなくてはならない相手ならダークライを育てるというプレイングでカバー。
②アクロマよりサナを増強。⇒理由としては、初手アブソルだと相手がポケモンを並べないので引ける数が4以下になることがしばしば発生するため。後述するが、このデッキの一番の事故要素は悪エネが引けないことなので、サナの仕事は序盤に悪エネと次ターンのサポートを持ってくることだけ。ならば5枚しか引けなくても働いてくれる。
③ダブル無色エネルギーが2枚⇒このデッキはコンスタントに小~中ダメージを与えてプレッシャーをかけつつ、相手がエネルギーを付けて殴ってきたポケモンをイベルタルが大ダメージを与えて倒し、その勢いでゲームセットまで持っていくのが基本パターン。そうなったときに一番の事故はエネ事故で、エネの枚数=攻撃力のイベルタルにとって死活問題。なので今回は10+2で安定してエネ供給ができるような枚数に設定。また、ダブル無色エネルギーは改造ハンマーのリスクや相手のミュウツー・イベルタルに返されやすくなることから、最低限の枚数に留めつつ、悪エネを増やして序盤に捨てやすくした。
④スタジアムがない⇒タチワキは前述の通り。シャドーサークルは仮想敵であるレックビール・ゼクビールは2枚以上スタジアムを投入していてすぐ割られ、シャドーサークル自体はデッキパワーを引き上げないので、あまり入れたくなかった。雷弱点の部分は、ゼクロムやライコウを処理してからイベルタルを起動させる等のプレイングでカバー。

【総括】
ななはちやで対戦してくれた人はよく知っているだろうが、実は12月にイベルタルEXがリリースされて以来ずっと使い続けていたデッキタイプだった。もともとは世界大会で見た「カメケルキュレムVSダークダスト」に触発され、帰国後すぐにコピーデッキを作ったものが原案だったのだが、プレイングが難しすぎて全然扱えなかった。そこに2エネ起動の青天井ダメージのイベルタルが加わり、凄く強くなるかと思えば世は「レックビール全盛」。ついでのゼクロムに処理されるイベルタルは「まだ弱い」という評価だったが悔しくて、意地を張って闘っていた。そこで相手に合わせて戦法を変えられるように枚数を調整し、空いたスペースに積むカードを考え、試行錯誤して作り上げてきた。
結果、ブロック予選を突破してトーナメント予選も勝ち残った段階で、このデッキの目的は完全に成功したのである。問題は、デッキ内容を変更することでのプレイングミスを恐れて1枚も変更せずに決勝に上がったことだった。せめてシンカソーダは切ってもよかったと今になっては思う。

上級者が集う決勝トーナメントに出場するデッキとして欠けていたのは「ミラー戦の対処の仕方」であった。バッフやデスウイングのイベルタルのようなサブアタッカーを用意して、カウンターを決めていくスタイルのイベダークダストには、やはり厳しい勝負を強いられてしまった。もしまた上位層とやり合う機会があれば、その点を意識したデッキ調整をして、今度こそ表彰台を上りたい。

コメント

たかたか
2014年5月19日8:02

初めまして。
788に通い詰めた同じくイベルタルじこだわり続けた一人です。
お会いしたことあるかも知れませんが【総括】には頷ける点多々あり
コメントさせて頂きました。
何処かでお会い出来ましたらご挨拶させて下さい ^_^
リンク頂きました。宜しくお願いします。

nophoto
コン
2014年5月19日13:55

お疲れ様です
私もイベダストを作りましたが結果を残されているのがさすがです
対シビビールはそれほど苦ではないのでしょうか?

また、大会で活躍する姿を見られることを期待しています

バンビチュウ
2014年5月20日4:55

>たかたかさん
初めまして。こちらからもリンクいただきますね。
イベルタルに関しての思い入れは負けてないと思うので、今度お会いしたら対戦しましょう。
でも、本文中に書いたようにミラーマッチは苦手なので、自分が別のデッキ用意しますね(笑)

>コンさん
対シビビールは非常に辛いですよ。ちょっとでもこちらが事故ったり、相手がピンポイントでスクラッパー引いて来たりしたら、そのまま倒されてしまうので。ダストをつりざお込みで3体立てて対処したときもありますし・・・。
でも可能性は0じゃないので、これでいきましたよ。

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索